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近年、市場に出回っているほうれん草や小松菜など葉物野菜には、昔と比べて極端に緑色の濃いものがあります。
また、あくが強く、食べると苦味を感じる野菜があります。
農産物の色の濃さや苦味の原因は、野菜の中に含まれている硝酸態窒素(しょうさんたいちっそ)という物質にあります。
窒素は植物の成長には欠かせない栄養分です。
植物は窒素を根から吸収しますが、通常の形の植物は吸収できず、硝酸態窒素という形態になってはじめて吸収できます。
しかし、田畑に窒素肥料が過剰投入されると問題が起こります。
栄養分として消費され切れずに大量に硝酸態窒素が残留した農産物が収穫され、それが人体へ入ると有害な亜硝酸態窒素へ変化するのです。
亜硝酸態窒素は血液のヘモグロビンと結合して酸素欠乏症を起こしたり、アミノ酸と結合して発ガン物質であるニトロソアミンを形成する原因になります。
また、土壌中の過剰窒素は地下水汚染や河川の富栄養化など環境汚染の原因になります。
硝酸態窒素の問題は化学肥料による農業に限らず有機農業でも起こりえますが、トーマス菌を活用した自然環境農法では硝酸態窒素の少ない作物が収穫されます。
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