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有機肥料とは、昔から堆肥と呼ばれてきたもので、もともとは牛や豚、鶏などの糞や塵芥、稲わら、枯れ葉などを堆積して腐熟させた肥料のことです。
「腐熟」とは発酵させることであって、「腐敗」とは意味が根本的に異なります。
発酵とは、ある微生物の働きで、何かの役に立つ物資ができる化学反応のことをいい、酒や醤油は発酵作用の産物です。役に立つという意味では、その微生物は善玉菌であるいえるでしょう。
腐敗は、微生物が繁殖して物が食いちぎられ、その排泄物に変容してしまい、なんら役に立たない物質になってしまう反応のことを言います。こちらの微生物は悪玉菌であるといえます。
たとえば家庭から出た生ごみを放置しておいて腐った状態で畑の土の中に入れても、たいていは肥料にはなっていません。 モノは、ただ放っておけば腐り、腐ったものは悪臭を放ちます。
腐敗ではなく発酵させたいのならば、それなりの善玉菌(微生物)の力を借り、正しく発酵させる必要があるのです。
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